KSデータオーガナイザーは、土質ボーリングの調査結果を基に、作図や定数検討を行うソフトウェアです。

手計算や表計算ソフトを使って複雑な計算を行う手間暇を簡略化し、また設定値を可視化することで計算の正確性を担保することが可能です。

土質調査を行うのであれば是非お使いください

製品パンフレットはこちらでご覧になれます。

試用できます

KSデータオーガナイザーは試用が可能です。
試用することで、あらかじめ製品の機能等について確認することをお勧めいたします。試用の詳細については、「製品の試用」をご覧ください。

主な特徴

主要な要領・基準に対応

以下の要領基準に対応しています。作業で基本となる準拠要領を設定することも可能です。

  • 「建築基礎構造設計指針」
  • 「道路土工」
  • 「道路橋示方書・同解説」
  • NEXCO「設計要領」
  • 「鉄道構造物等設計標準・同解説」

地盤(土質)定数の検討

主要な土質定数の検討を行うことが可能です。複数の検討方法を並べて比較し、適当とされる値を選択出来ます。

  • 代表N値
  • 代表せん断速度
  • 単位体積重量
  • 粘着力
  • せん断抵抗角
  • 変形係数
  • 透水係数
  • 過圧密比(OCR)
  • 液状化検討(後日対応)

せん断抵抗角の総括表

計算方法も簡単に用意できます

定数設定で利用した要領・基準、その引用元や計算方法は、自動で作文されます。書式付きのため、ワードなどにコピーアンドペーストするだけで、報告書中の検討方法の項目が簡単に作成できます。

計算方法画面とWord貼り付けの例

図の作成

作成するのが大変な図、分りやすく作成するには面倒な図の作成が簡単にできます。

層の設定で後が簡単

層の定義と同時に、層の解析設定や作図設定を行い、ボーリング孔毎に層区分を行うと、その層に属するデータを解析で集計したり、図で同じ記号で表示したりすることが出来ます。

層の定義画面

地盤(土質)定数の検討・整理

読み込みしたデータ(柱状図、室内試験結果等)を基に、地盤定数を検討できます。検討には複数の方法が選択可能です。

値を直接指定したり、他の層や地点の値を参照することも可能です。

せん断抵抗角の検討方法の設定

複数の検討方法を一覧表示し、最も適切な検討方法を選択してその層の定数として設定が可能です。

選択も表示されるので、どの検討方法を用いたのか一目で分ります。

これらの表はコピーアンドペーストやCSV出力で、報告書に簡単に取り込むことが可能です。

単位体積重量の総括表

上載圧の計算もほぼ自動で行えます

適切に層を区分し、単位体積重量を設定していれば、上載圧の検討はボーリング孔を選択するだけで自動で計算可能です。

盛土をしたときの上載圧の検討も、上面荷重を指定するなどして検討可能です。

有効上載圧を用いた各種検討法(補正N地を用いたせん断抵抗角の計算など)は適切な上載圧計算表を指定するだけで計算できます。

また、特定深度での上載圧も求めることが可能です。

上載圧計算表(層別)

データセット

1つの業務で複数の対象毎に定数設定することは多くあります。そのような場合に、データセット機能を使えば対象毎に使用するデータの絞り込みや要領・基準の設定を行えます。

データセットは定数検討で個別に行えるほか、図の作成においてもデータの絞り込みで設定でき、簡単にそのデータセットのみのデータを表示させられます。

計算方法や準拠の整理

定数検討に使用した計算方法は、自動で収集され文章化できます。要領・基準の書籍名や、典拠箇所(ページ、表番号など)も文章中に付記されているので、どのような内容なのか簡単に確認できます。文章はリッチテキストフォーマットで保存できるほか、コピーアンドペーストで直接ワード等に貼り付けも出来ます。

計算方法画面とWord貼り付けの例

図の作成

以下の図が作成できます。データの記号は層の設定で行った層毎の記号・色で表示されるので層の特徴が一目で分ります。

個別のデータについて記号を変更して目立たせることも簡単にできます。

  • 分散図
  • 深度分布図
  • 粒径加積曲線
  • 塑性図
  • 土性図
  • 土の状態図(鋭敏比)
  • e-LogP曲線図(後日対応)
  • cv-LogP、mv-LogP曲線図(後日対応)

塑性図

土の状態図(鋭敏比)

粒径加積曲線

粒径加積曲線図を簡単に作成できます。曲線の表示では選択したデータのみを表示できるほか、選択除外したデータを薄い線で表示させることで、選択データの特徴をわかりやすくすることも可能です。

合成粒径加積曲線の複数設定が可能です。複数の粒度データを任意の比率で合成し、合成後の推定粒径分布や各種特性値を表示可能です。

粒径加積曲線図(赤線は合成粒径加積曲線(上下の粒径を1:1で合成)

合成粒径加積曲線の設定画面

売り切り

かかる費用は最初の購入代金のみです。長く使うほどお得です。

ソフトウェアは随時更新されますが、アップデート費用は無料です。

非常に大きな更新(要領・基準が大幅に変わったなどで、ソフトウェアを再設計する)場合には、新製品として発売することがありえます。

カスタマイズ承り

製品のカスタマイズの開発を承ります。すべてを開発しないため、割安で開発できます。

動作環境

項目動作環境推奨環境
オペレーティングシステム(OS)*1Microsoft Windows11 Home
Microsoft Windows11 Pro
(各32ビット版、64ビット版)
Microsoft Windows11 Home
Microsoft Windows11 Pro
(64ビット版)
プロセッサー(CPU)Intel Core i3以上の性能のプロセッサーないし互換プロセッサーIntel Core i5以上の性能のプロセッサーないし互換プロセッサー
メモリー(RAM)8GB16GB
ハードディスク等の空き領域10GB10GB以上のSSDドライブ
画面解像度Full HD(1920×1080ドット)
その他マウス・キーボード等の入力装置

上記の製品名、名称には各社の登録商標が含まれております

*1 : Windows7~Windows11で動作しますが、Microsoft社のサポートが終了しているバージョンについては動作保証対象外です。またArm版では動作保証いたしません。

製品価格

製品価格は総額表示です。

種別1ライセンスの価格備考
通常版248,000円1ライセンスにつき1台のみでご利用いただけます
フローティングライセンス版496,000円1ライセンスで5台にインストールできますが、同時使用は1台のみです

製品の注文

弊社は特に様式を定めておりませんので、注文は注文ページから製品名(種別)と数量を明記してお送りください。
郵送の場合は以下の住所へお送りください。

〒569-1123 大阪府高槻市芥川町2丁目14番20号
共創ソフトウェア株式会社

製品の試用

試用では全ての機能をご利用いただけます。試用により作成されたデータの出力・保存について制限事項はございません。
試用は以下の手順で行えます。

  1. 製品の最新版をダウンロードしてください。
  2. 下の「試用をする」をクリックして、お客様のメールアドレスを入力してください。入力したメールアドレスに、試用コードをお送りいたします。なお、弊社はここでお客様のメールアドレスの収集をしておりません。
  3. 製品をインストールします。
  4. 製品を起動し、入力されたアドレスに送られる試用コードを製品登録状況画面で入力することで試用を開始できます。
trialcode

試用中であっても、アップデートされたインストールプログラムを上書きインストールすることで、常に最新版を使うことが可能です。なお、上書きインストールしても試用期間はインストール前と変わることはございません。

一方、間違ってアンインストールを行った場合、そのコンピュータでは試用期間が残っていたとしても再度試用することはできませんのでご注意ください。

試用条件

試用には以下の条件がございます。

  • 製品の試用は、お客様お1人につき、1台のパソコンで1回のみとさせていただきます。
  • 試用可能な期間は試用コードの発行から60日間の間で、試用登録後最大30日の間といたします。
    ただし、弊社は30日間の試用を保証するものではありません。
  • 試用期間中においても製品の使用許諾条件は同様に守られるものとします。
  • 試用は、製品の導入検討・動作確認にのみご利用いただけます。その他の目的での試用はご遠慮ください。

ダウンロード

最新版を以下よりダウンロードしてください。

試用をご希望の方は上記の試用コードの発行手続きを忘れず行ってください。

download

Ver.1.0(KsDataOrganizer-setup_1.0-2025-03-17.exe)

本ソフトウェアは随時修正アップデートを行っております。修正点については下の更新履歴をクリックしてご覧ください。

更新履歴

製品サポート

弊社へ問い合わせください

よくある質問

  1. 最新版に更新するにはどうすれば良いですか?
    本HPより最新版をダウンロードして、上書きインストールします。
    インストール後の追加インストール作業は不要です。
    登録更新等も不要です。間違ってアンインストールしないでください。
  2. 新しいパソコンを購入したのでソフトウェアもそちらに移したいのですが?
    まず、インストールしてお使いのパソコンで「製品登録の解除」手続きを行います。
    その後、アンインストールして、新しいパソコンでインストールの後「製品登録」手続きを行ってください。
  3. フローティングライセンスでキーが認識されません。
    インストール作業で追加インストールされるセンチネルドライバーが正しくインストールされていない場合がほとんどです。
    再度インストールを行い、プロテクトドライバーをインストールしてください。
    注:アンインストールしないでください。
  4. 製品登録でアクティベーションコードを入力し、登録に成功しましたと出るのに登録できない場合はどうすれば良いですか?
    製品登録には、管理者権限が必要です。もし上記のように失敗した場合は管理者としてプログラムを起動します。
    ・デスクトップにアイコンがある場合は、アイコンの上で右クリックをして表示されるメニューの「管理者として実行」をクリックしてプログラムを起動し、アクティベーションコードの設定をし直してください。
    ・デスクトップにアイコンが無い場合は、インストールフォルダー(通常であればC:\Program Files(x86)\KyosoSoftware\BoringLogTools)の任意のプログラムの上で右クリックして表示されるメニューの「管理者として実行」をクリックしてプログラムを起動し、アクティベーションコードの設定をし直してください。