アドオンとは?
アドオンとは、既存のソフトウェアに対して、新しい機能を持つ別途プログラムを作成し、既存のソフトウェアからそのプログラムを利用することで、目的の新しい機能を実現させるものです。
KSボーリング柱状図作成支援ツールは、追加のプログラム(アドオン)を開発することで、新たな項目を追加できるように設計されています。
例えば、お客様が運用されている日報のデータには、柱状図に入力するデータが含まれています。
これをKSボーリング柱状図作成支援ツールで、柱状図のデータとして取り込むアドオンを作ることができます。
アドオンのメリット
低コスト
アドオンは、必要な部分を開発するだけで済みますので、一からすべてを開発するより低価格で短納期に開発を行えます。
独自化
御社独特の調査結果の表示を追加することで、柱状図の独自化が可能です。
汎用品のアドオンにするメリット
新たな検層手法を開発して、その結果を柱状図に表示させることが簡単に実現できます。
独自開発の必要がなく、お客様の検層技術の利用者がKSボーリング柱状図作成支援ツールをお使いであれば、検層アドオンを提供するだけで済みます。
これは、柱状図の規格が変わっても最低限の対応で済むことになり、維持の観点からもコストダウンが見込めます。
省力化・ミスの削減
- データの取り込み機能などは、今まで手作業で行ってきた書き写しの手間をなくし、またそれにより転記ミスも減らすことができます。
- 今まで柱状図をCAD上で加工するような作業を、アドオンにより直接柱状図で表示できるようにすれば、CAD作業を減らすことができる上、柱状図データを手直ししても、やり直しは再印刷だけで済み、大幅な労力のカットが見込めます。
アドオンについてのご相談
どのような機能が欲しいのか、自社内で利用したい、開発したアドオンを公開して販売したい、といったご相談は個別に応談いたします。まずはご連絡くださいますようお願いいたします。
お問い合わせよりメールをください。
デモ用アドオン
デモンストレーションアドオンを公開しております。
本アドオンは、KSボーリング柱状図作成支援ツールをご利用の方であれば、どなたでもダウンロードしてお使いいただけます。
電気検層アドオン
柱状図表示・印刷プログラムに、電気検層の結果を表示する項を追加するアドオンです。
本アドオンでは、添付の電気検層結果を追加した柱状図ファイルを読み込みするか、アドオンの設定でCSV形式で用意された電気検層結果を読み込みすることで、柱状図内に自然電位と見かけ比抵抗のグラフを表示させます。
追加テキストアドオン
柱状図表示・印刷プログラムに、風化・岩級区分などと同じ、深度と選択項目のあるデータを1列追加するアドオンです。
柱状図データ編集プログラムもアドオンで拡張され、データの入力ができるようになります。
柱状図データ編集プログラムのメニューに「アドオン」が表示されるようになり、そこから追加テキストを編集できます。
なお、最初に判定表を作成してください。判定表は画面の設定から行えます。判定表は別に保存もできます。
注:アドオンデータは独自形式(拡張子がbdf)でのみ保存できます。XMLファイルでは保存されないのでご注意ください。
柱状図データ編集プログラムでbdfファイルに保存した追加データを表示させることができます。
挿入位置は、「設定」の「アドオンの設定」→「追加テキストデータ アドオン設定」から指定が可能です。
実際に表示させるには、表示項目・幅の設定画面で「追加テキストデータ」にチェックを入れます。
電子簡略柱状図でも追加テキストのデータを表示が可能です。